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きよらの価格設定の理由

​高額に見えるけれど、その価値と安心が詰まっています

品質にこだわるからこそ、生まれる特別な一着

わんちゃんに最大限の美しさと安心をお届けするため
小さな作品に手間と素材に惜しみなく愛情を注いでいます

①正絹の上質な生地を贅沢に使用

小さなサイズだからといって、手を抜いたり妥協はしません。

きよらで使用している反物はすべて正絹(しょうけん)です。

呉服屋で取り扱っている反物1反は5万円〜、中には数十万円のものまでありますが、そこから作れるわんちゃん用のお着物は2~3着が限界。

それでも私たちは、表地はもちろん胴裏や八掛にもすべて正絹を使い、上質な仕上がりをお約束します。

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②職人の手仕事ならではの風合いと丁寧さ

最近はコスト重視のためか、人間用の正絹のお着物でもミシン縫いで作成されているお着物も見受けられます。

本来、正絹は手縫いを前提として作られていて、薄くて丁寧な扱いが必要な生地です。

安くはない、手間をかけて作成された生地だからこそ、きよらの正絹のお着物は
『すべて手縫い』を貫いています。

和裁と犬服、両方の技術を活かし、一針ずつていねいに仕立てています。

③小さいからこそ繊細な技術が重要

わんちゃんのトリミング・病院・おやつ…人間のものより高いものも少なくありません。
それは人間のものより手間がかかっていたり難しかったりするからです。


お着物も同じです。

きよらでは、可能な限り細部まで人間のお着物と同様の作り方を採用しています。


多くの正絹は柔らかくて薄いですが、ものすごく生地がしっかりしているので、ミシンの針が通りにくいものです。

手縫いでも手が痛くなるほど、織がしっかりしています。

正絹でわんちゃんの和服を作成するには、和裁と犬服の両方を縫製可能な技術が必須です。
小さいからこそ難しく、それでも手を抜かず細部へこだわり、全て1針1針の手縫いで手間と時間をかけて作成します。

④見た目も着心地も追求した仕立て

裏地・八掛などを使った、上品な振袖やお引き摺りのデザイン
 —すべて人間用の着物に劣らない仕様です。

また、縫い目が見えない「袷」仕様となっています。
贅沢に2倍の正絹を使うことになりますが、縫い目が隠れることで上品な仕上がりとなります。

さらに、​安価なわんちゃんのお着物ですと省略されてしまうことが多い八掛とよばれる袖口や裾の部分も別生地で作成しています。
きよらは人間のお着物を可能な限り再現しています。


その上で、金属が体に触れる場合は保護クッションを。細部まで気配りしています。

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⑤オーダーごとに型紙を一から作成

和裁は、着物を解いて再利用するときを考慮し、なるべく裁断しないようにして作ります。そのため、型紙が不要な裁縫技術です。

しかし犬の和服を作成する場合は生地が大きすぎるので、その子の大きさに合わせて裁断しなくてはなりません。
そのため、その子に合った型紙を作る必要があります。

わんちゃんの体形に合わせて型紙から制作するのは手間も時間もかかります。
でもその手間を惜しまないからこそ、ぴったりと心地よく、美しいフォルムを叶える秘訣です。


一から型紙を作成するため、図面を書き、サイズやデザインを調整し、縫い代を計算するなど、様々な作業が必要があり、熟練したスタッフでも時間と労力がかかる作業です。

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⑥リメイクは思い出を活かす技術・デザインが重要

お客様の大切なお着物を丁寧にほどいて、生地の傷や汚れを避け、柄も美しい配置になるよう一針ずつ確認しながら作業を進めます。

本来反物は、縫製したときに、人間が着てちょうどいい場所に柄が配置されるようデザインされています。

しかし、わんちゃんの着物にリメイクするには、反物を裁断して小さく作成します。
仕上がり時の柄の配置を何も考えずに裁断してしまうと、目も当てらない仕上がりになってしまいます。

裁断するときは、振袖の前後と背中にきれいな模様の中央が来るように設計し裁断します。

一反から作成できるわんちゃんの和服は、サイズ的には2着~3着。

しかし、背中と袖にメインとなる柄がくるように配置する必要があるため、生地の大きさに余裕があっても、お着物のデザイン的にわんちゃん1着分しか作れないこともございます。

これも​わんちゃんのお着物が人間のお着物と同じぐらいの価値がある理由の一つです。

わんちゃん用のお着物を作成するリメイクは、大切な思い出を守りつつ、再び着られる布へ変えていく作業です。

そのために必要な下処理にはたくさんの作業があります。

まずは傷・ほつれ・汚れ・生地の歪み』などのチェックし、そこを避けるにはどうすればよいかを考えます。

同時に、背中と両側の袖にメインの柄がくるようにデザインの設計と調整をします。

そして、一度すべての糸を解いて、反物の状態に戻します。

 


■時々見受けられるミシン縫いされたお着物について

本来、和服は和裁…つまり手縫いなので、糸の一か所を切り引っ張ると、スルスルと解けていきます。

しかし、最近の和服はコスト削減のためか、ミシンを使用しているものもあります。

ミシン縫いは糸が二重に絡み合っているため、手縫いに比べて解きにくく、しかも生地に針穴が残りやすいというデメリットがあります。

糸を解く際には、生地を傷つけないように糸だけを注意深く引っ張る必要があります。

また、ミシンを使用して作成された物は生地の端からマチをとっており、多くの工程を丁寧に行わなければ、表にミシン跡が見えてしまいます。

そのためかなりの時間を消費してしまうのです。

反物に戻したら、先ほどチェックした傷などを避けて、わんちゃんのお着物に使えるように型紙に合わせていきます。

⑦お客様のお着物をリメイクする場合
 たくさんの下処理をして丁寧に準備します

⑧一般的な犬の着物よりも
 2倍の生地を使用した贅沢なデザイン

きよらのお着物は、

・前身頃も含めて裾全体を長くした「お引き摺り」

・袖は手首までに延ばした「振袖」

を基本としています。


普通販売されている犬のお着物の約2倍の正絹を贅沢に使用した豪華なデザインです。

​その他の特徴

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人間のお着物と同等レベルの品質

袖口布(そでぐちぬの)までしっかり使用した吹きの留め。

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伊達襟(だてえり)

半衿二重・三重の伊達衿を付けています。

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​安心安全に配慮

金属が体に当たる場合は​

保護クッションを取り付けます。

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お被布(ひふ)・お着物の裏地

お被布は衿と身頃のすべてに綿入れしています。

​また、しっかりとマチも作成しています。

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身八つ口(みやつ)/隠し仕付け

袖口布(そでぐちぬの)まで

しっかり使用した吹きの留め。

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肩揚げ/腰揚げ(おはしょり)

仕上げ時に肩上げや裾上げも可能です。

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​安心安全に配慮

金属が体に当たる場合は​

保護クッションを取り付けます。

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お被布(ひふ)・お着物の裏地

​しっかりとマチも作成しています

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裾布(すそぬの)の使用

裾のふきや褄(つま)に

​裾布をお入れしています。

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記念写真で差がつくデザイン

かけがえのない大切な日に

​本物を。

高価に思われるかもしれませんが…

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わんちゃん用のお着物は人間の着物と同額になることもしばしばです。

あなたの大切な思い出の一着を
愛するわんちゃんに贅沢な晴れの装いとして仕立てるために。

素材、技術、時間…どれも削ることなく心を込めています。
だからこそ、かけがえのない特別な一枚に仕上がります。

きよらのお着物は、
手間暇こそが、本物の輝きの理由です。

“この値段だけの価値がある”
“本当に頼んでよかった”

といったお声をいただくたび
私たちも胸がいっぱいになります。

一着一着に込める手間と気持ちは、私たちの誇りです。

気品ある和装と共に
愛犬との特別な時を楽しんでいただけたら嬉しいです。

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